思い知れ
この世界にきて何年たった?
未だに人間とのかかわりがわからないんだな
愚かな愚かな
何度そんな思いをしたのか忘れたわけではあるまい?
「気味悪い子」
「話がずれてるよ」
「何言ってるかわからない」
「自分しか見えないんだね」
また調子にのって
なつけばなつくほどダメなんはわかっていたはず
感覚で生きてちゃ
傷つける
理論で生きても
傷つける
どっちにしても、馴染まないのだろうか
手を握り、その腕に隠してはくれないだろうか
ただただそうしていたい
あなたしかわからないのだけれど
ただただ心が求めてやまない
それだけなのだけれど
けれど
どこからか繰り返し聞こえてくる
「仕方ないよ、お前はなにかが欠落しているねだから」